東京の人が山の日に行ってほしい山
山の日
山の日(やまのひ)は、日本の国民の祝日の一つである。日付は8月11日。2016年(平成28年)1月1日施行の改正祝日法で新設された。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%B1%E3%81%AE%E6%97%A5
東京都
高尾山
言わずもがなであるが高尾山はケーブルカー、リフト、徒歩で山頂を目指すことができる。 徒歩以外だと1時間半ほどで山頂につく。道中に飲食店が多く、道も整備されており私服でも行きやすい。 ビアガーデンは整理券を配っているので整理券をもらってから山頂に行くのが効率的。 おすすめは裏高尾と呼ばれているコースがあり山頂からさらに1時間ほど進むと城山という高台にでる。 ここは人が少なく茶屋もあり大盛りのかき氷が冷たくて美味しい。城山からは東京都が見渡せる。
陣馬山(じんばさん)
- 行きやすさ:★★★★☆
- 難易度:★★☆☆☆
- 最寄り駅:JR、京王 高尾駅から陣馬高原下までバス
筆者がよくトレーニングとして使っている山で高尾山からのステップアップとしてもよく利用される。 陣馬山は陣馬高原下から20分ほど舗装路を歩き、登山道に入るが最初から急斜面であるがその分短時間で陣馬山山頂に到達できる。 山頂には茶屋があり、うどん、なめこ汁、アイスがおいしい。 天気が良ければ山頂から富士山も見え、高原になっているので芝生の上で寝転ぶのが気持ちい。 陣馬山から景信山に1時間半から2時間で縦走でき、景信山にも茶屋が豊富でこちらからは東京がパノラマで見渡せる。 景信山から下山することも可能。
御岳山(みたけさん)
- 行きやすさ:★★★☆☆
- 体力:★★☆☆☆
- 最寄り駅:JR 御嶽駅
青梅市と秩父の境にある御岳山はロッククライマーの聖地でもあって大きなクッションを背負っている人によく出会う。 JR 御嶽駅からバスに乗って10分ほどでケーブルカー下の滝本駅に着き、中腹の御岳山駅までケーブルに乗る。少しきつめの坂になるが徒歩でも登ることは可能。 御岳山はおいぬ様が守り神で犬を同伴している方も多くケーブルカーにも載せるスペースがある親切設計。 高尾山とは違ってケーブルカーを降りたらすぐ東京都の景色がパノラマで観えるので達成感がある? 御岳山駅から1時間ほどで御嶽神社に着く。御嶽神社までは茶屋も多く、温泉街を感じさせるたたずまいで落ち着く。 おすすめは日の出山まで行くコースで往復で4時間ほどになり、途中で舗装されていない登山道も出てくるが日の出山山頂までは40分ほどで着く。 さらに余裕があるのであれば日の出山からつるつる温泉に抜けるコースが温泉付きでいい。 つるつる温泉からはバスが出ており武蔵五日市駅まで行ける。
棒ノ折山
- 行きやすさ:★★☆☆☆
- 体力:★★★☆☆
- 最寄り駅:西武 飯能駅 → バスでさわらびの湯まで行く
棒ノ折山は登山道に舗装された道はなく私服で行くのはやや厳しい環境となる。その分、登山をした充実感と非日常を感じることができる。 棒ノ折山は小さな沢が流れておりその斜面を登っていくので夏でも比較的涼しく、何箇所か安全のためにロープや鎖が繋がれている場所があるのでアスレチック感覚で楽しめる。 山頂からの眺望はほとんどなく、茶屋や山小屋もないため水、食料を持っていく必要がある。 高尾山じゃ物足りない、もう少しレベルを上げてみたいという方にはちょうどいいのでおすすめ。
神奈川
神奈川には丹沢山という大きな山体があり、それを繋ぐように1000mを超える山々が連なっている。
今年は鍋割山、塔ノ岳の登山口である大倉でイベントをやってるようだ。
鍋割山、塔ノ岳
- 行きやすさ:★★☆☆☆
- 体力:★★★★☆
- 最寄り駅:JR松田駅 → 大倉までバス
鍋割山、塔ノ岳は丹沢山の1つで複数の登山コースがあり、富士山を横目に見ながら登ることができる。 大倉からバカ尾根コースが整備されており登りやすい。比較的ゆるやかな斜面であるが距離が長く、尾根のため日陰も少ないので熱中症に気をつけたい。 尾根を登りきると、鍋割山と塔ノ岳の分岐点にさしかかる。鍋割山は鍋焼きうどんが有名。休みの日で混雑時は1時間ほど待つ可能性がある。 塔ノ岳は眺望が最高で山頂も広いのでゆっくりできる。塔ノ岳の山頂には山小屋がありカップラーメンなど軽食は買える。 バカ尾根を登り切るまで(2時間半ほど)は山小屋がないのでその間の水などは必要。 ちなみにサラリーマンでありながら山小屋に荷物を運ぶ畠山 良巳さん(通称チャンプ)はこのあたりでは超有名人。
GUNMA
四阿山(あずまやさん)
- 行きやすさ:★☆☆☆☆
- 体力:★★★☆☆
- 最寄り駅:マイカーのみ?
四阿山は控えめに言って最高の山だ。何が最高かというと景色がはんぱねぇ。北アルプスの全貌が見え、180度パノラマの景色は癖になるほど。 景色がよくてまったく前に進まないのはこの山にいく人がよく言うセリフ。 四阿山のすぐ隣に根子岳という山が隣接しており四阿山から根子岳に縦走も可能。 四阿山から根子岳にアプローチした場合、山頂付近に岩場があり高度感もあるので無理しない方がいい。 木があまりないので熱中症に注意したい。山小屋などもないため食料と水が必要。
尾瀬
- 行きやすさ:★☆☆☆☆
- 体力:★★☆☆☆
- 最寄り駅:マイカー、高速バス
尾瀬に行く場合は鳩待峠からはマイカー規制があるためマイカーの場合はバスに乗り換える。 高速バスの場合も乗り換える必要がある場合もある。 尾瀬はご存知の通り湿地帯が有名で、東京電力によって綺麗な木道が整備されている。そのため足腰に自信がない人や子連れも多くいる。 鳩待峠から1時間ほどで山の鼻というビジタセンターや小屋が立ち並ぶ場所に到着する。 ここから尾瀬を一望でき至仏山(しふつさん)、燧ヶ岳が見える。ビジタセンターから先は木道が地平線まで続くような感じになり幻想的な雰囲気が漂う。 木道を少し散歩して鳩待峠まで戻ってくるのがいい運動になると思う。 鳩待峠の時点で標高が1500mを超えているので夏場でも比較的涼しいが日差しはきついので日焼けなどの対策は必須。
山梨
日向山(ひなたやま)
- 行きやすさ:★☆☆☆☆
- 体力:★☆☆☆☆
- 最寄り駅:マイカーのみ?
ハイキングコースがあり1時間ほどで山頂に着きいきなり視界がひらける。私服でいく人も多い。 正面には八ヶ岳や甲斐駒ケ岳が綺麗に見える。 日向山の山頂付近は花崗岩が大規模に露出して風化しているので砂浜のような雰囲気がある。 登山口付近に売店があるので食料、水の購入もできる。 注意したいのが滝を見るコースがあるのだがこちらは経験者向けとなり危険箇所がいくつかあるので絶対に行かないようにしたい。 ハイキングコースから大きくそれているので間違って入るこむことはない。
長野
長野といえば北アルプス。
上高地
- 行きやすさ:★★☆☆☆
- 体力:☆☆☆☆☆
- 最寄り駅:高速バス
上高地も尾瀬と同じで沢渡(さわんど)から上はマイカー規制されているのでバスに乗り換える必要がある。 バスタから高速バスがでており、上高地まで乗り換えなしで行ける。 上高地は北アルプスの玄関口として使われるため登山者が多い。 上高地自体はホテル、旅館、山小屋、温泉が立ち並び観光地化しているが、少し視線を上げれば北アルプスの穂高連峰の壮大な景色が見れる。 上高地は平坦な道で砂利道になっており、ハイキング的な感じで行けるため私服でも可能。 上高地からは明神池まで行くのが、ハイキングコースとしては一般的で明神岳の真下に神秘的な明神池という池がある。 野生の猿も多く、気軽に自然を楽しめるので親子連れも多い。上高地に行くのであれば近くの旅館に一泊するのがおすすめ。 気温差が激しい場所なので真夏でも長袖の上着は持っていくほうがいい。
燕岳(つばくろだけ)
燕岳は北アルプスの中でも初心者向けとされており、体力に自信があり早朝に中房温泉を出発すれば日帰りも可能だ。 とはいえ健脚者で登山経験を積んだ人に限る。 燕岳の山頂付近は花崗岩が露出しており白い山体が美しい。その姿から北アルプスの女王と呼ばれている。 山頂の麓に燕山荘(えんざんそう)があり、帝国ホテル系列のため山小屋でありながら清潔感があり接客も素晴らしい。 燕岳の登りはややキツイが3時間ほどで合戦小屋という山小屋がありスイカが有名だ。 合戦小屋まで山小屋がないため水は持っていく必要がある。食事は合戦小屋でもとれる。
服装
高尾山、御岳山ぐらいであれば私服でも問題ない事が多い。 標高を100m上げると気温は約0.6度下がるので外界の天気予報から引き算する。 高尾山だと標高約600mなので4.8度外界より気温が低い。
靴
舗装されていない登山道がある場合はソールがボコボコしており、曲がりにくい靴の方が滑りにくく、疲れにくい。 心配であればモンベルに行くのが間違いない。
ザック
ザックでなくてもいい。ただショルダーなどは肩が痛くなるのでやめたほうがいい。
持っていくもの
高尾山、御岳山ぐらいであればポカリ2本ぐらいでいいと思われる。 無くなれば売店や小屋で買えばいいが、それ以外の山は以下の装備が必要。
- 飲み物(体重の3%ほどの量が必要とされている)
- 昼食(パンとかおにぎりとか)
- 行動食(好きなお菓子でしんどくなっても食べやすい物や好きな味である事が重要)
- タオル
- 帽子
- 虫除けスプレー
- 雨具(最悪かっぱでもいいが、上下セパレートなウェアが風にも強いのでおすすめ)
- YAMAPなどの地図アプリをスマホに入れておく
天気
てんくらを参考にする。