雪山の唐松岳に行ってきました
白馬岳と稜線で繋がってる唐松岳に行ってきました。
唐松岳はよく聞く名前の山ではあったのですが、安曇野ICから降りて1時間ほど下道を行き、そこからゴンドラ、リフトを乗り継ぐので面倒だなーという思いがありなかなか行けませんでしたが、八方の湯で車中泊して行くことにしました。
八方尾根山荘以外の営業はしていないので食料も忘れなく。
詳細な工程やルートはYAMAPを御覧ください。
装備
唐松岳山頂山荘までの登りと、唐松岳山頂の登りは足を滑らすと即滑落なので軽アイゼンではなく12本以上のアイゼンがおすすめです。
またピッケルも準備している方が安心です。
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八方の湯
八方の湯は温泉、足湯、コンビニ、広い駐車場があり車中泊して翌日スキーに行く方が多い場所です。
八方の湯の駐車場からは10分ほどでゴンドラまで行けるのでアクセスも悪くなく無料の駐車場となります。
朝目覚めると五竜岳が綺麗に見え、唐松岳ブルーが期待できました。
ゴンドラを乗り継ぎ、八方尾根へ
今回の行程はゴンドラ、リフトを乗り継いで八方尾根山荘からスタートする予定です。
チケット売り場の営業時間は時期によって異なるので確認が必要ですが、この時期は8時から営業のはずが7時には空いてたようですでに行列になっていました。
チケットの購入は登山届と交換になるのでチケット売り場横に登山届けがあるので書いてから並びましょう。コンパスでも大丈夫です。
ゴンドラ、リフトには最終時間があるので下山には気をつける必要があります!
2980円でゴンドラ、リフト2回の往復となります。チケット売り場は行列だったのですが案外すんなり乗ることができました。
ゴンドラを降りると、ここからリフトですごい行列です。スキーなお客さんよりも登山者が優先して乗せていただけるので、ここもスムーズに乗れました。
スキーなお客さんありがとうございます!!
リフトに乗ると、風が出てくるので乗る前に防寒しておいて正解でした。
少しガスがありますが遠くに八ヶ岳が見えるぐらい晴れていました。
八方尾根
リフトを乗り継いで八方尾根につくと、もう尾根には人の縦列ができていました。
この場所からは唐松岳は見えておらず、4つほどピークを超えて唐松岳頂上山荘を目指して歩きます。
最初からなかなかの傾斜ですが、人の多さで足元が安定しておりストックで歩けました。
後ろを振り返ると白馬の街が見えるぐらい空気が澄んでいて、日差しも徐々にきつくなり長袖1枚で登り始めました。
杓子尾根
2年前に白馬に登ったときに通過した、杓子尾根です。
八方尾根から見る、杓子尾根、白馬岳は本当に綺麗ですね。
八方池
白馬岳がリフレクションになることで有名な八方池ですが、この季節は雪で埋まっていました。
雪の八方池からの白馬岳です。
唐松岳はバックカントリーの聖地でもあるので、登山者とバックカントリーが混ざって歩いてます。
バックカントリーは急斜面を下る勇気、ほんとにすごい。。。
頂上山荘手前にある核心部分からの景色です。
頂上山荘に近づくにつれて、尾根が痩せていくので注意が必要でした。
頂上山荘への登り。このあたりからロープや鎖が雪から露出しており引っ掛けないように慎重に歩きました。
唐松岳頂上山荘
約4時間で頂上山荘に到着しました。
立山を後ろから見た、剱岳の素晴らしい景色が急に広がり感動しました。
唐松岳山頂は頂上山荘からさらに20分ほど進んだ先にあります。
登り返しもあり、メンタル的に厳しかったですが頑張って進みました(笑)
唐松岳山頂
ゼーハー息を切らしながら、登頂しました!
頂上山荘で諦めようかと思いましたがこの景色を見るために登り本当によかった。
下山
また来るぞ唐松岳!と思いながら下山を急ぎました。
登りに4時間以上かかったので、正直下山がかなり心配でしたが登山者が多かったので大丈夫かなと思いながら進んでました。
実際下山は私のペースだとさくさく降りて、2時間はかからなかったのでかなり余裕のある時間でした。
雪山の天狗岳(八ヶ岳)に行ってきました
黒百合ヒュッテや高見石小屋が好きでよくこのあたりは行くのですが、黒百合ヒュッテの居心地がよすぎて山頂に行く機会も少なくなり久々に東天狗岳まで行ってきました。
詳細なルートやコースタイムはYAMAPを御覧ください。
推奨装備
黒百合ヒュッテ、中山展望台まで
- 軽アイゼン
- スノーバスケット付きのトレッキングポール
天狗岳
- 12本アイゼン
- ピッケル
- スノーバスケット付きのトレッキングポール
渋の湯
渋の湯の目の前にあるいつもの駐車場に車を停めます。
早朝は今年の暖冬でもアイスバーンになっているのでスタッドレスが必要になりそうです。
アスファルトですがかなりボコボコしているので車高の低い車も注意が必要かもしれません。
毎度の事なのですが手前に駐車場がありますが先に止めると女将さんから怒られるので面倒でも温泉に先によってから料金を支払います。すると駐車場所まで案内してくれます!
渋の湯は天井が高くなかなか趣のある温泉なのですが待合室がありません。バスで来ている方は湯冷めしてしまうのでバスが来る時間ちょうどぐらいにお湯からでるのがいいです(笑)
黒百合ヒュッテまでは一本道
唐沢鉱泉からの合流が2回ありますが、黒百合ヒュッテまで特に迷うところはなくトレースもしっかり付いている山なので初心者にもおすすめです。
この日はコロナの影響もあってか登山者が少なかったです。
この道は夏場は川になっており、雪解けの時期もガチガチに凍っていることが多いので基本的に最初から最後までアイゼンはつけっぱなしです。
登山道が狭いのと、トレースもしっかりあるのでスノーシューよりもアイゼンの方が進みやすいと思います。
唐沢鉱泉
唐沢鉱泉は冬期は営業しておりませんが無料の駐車場があり、渋の湯からの道と比べると少し登りやすいルートになりますがそれほど変わらないので気分によって変えています。
左手にゴツゴツした八ヶ岳らしい山肌が近づいてくると黒百合ヒュッテまでもう少しです。
黒百合ヒュッテ
2時間半ほどで黒百合ヒュッテに到着しました。
黒百合ヒュッテは食事メニューが豊富でビーフシチューが有名なのですが、この日はチキンカレーにしてみました。
中辛ぐらいで鶏肉もボリュームがあり本当に美味しかったです。
あまり休みすぎると、休憩モードになってしまうのでササッと食べて天狗岳を目指しました。
天狗岳
天狗岳までの分岐点である中山峠です。左に行くと中山展望台があり南アルプスや北アルプスがパノラマビューで見れるのでお気に入りの場所です。
右に行くとドーンと東天狗岳が目の前にでてきます。左側の斜面を登っていくのですが雪庇になっている箇所もあるので注意が必要です。
雪がないと結構な岩稜帯なのですが積雪期は雪で埋まっており一番登りやすい時期です。
結構な斜面になっているのですがこの時はトレースが深かったので登りやすかったです。早朝などはピッケルがないとなかなか登りづらい時期もあります。
奥に見えるのは西天狗岳です。西天狗岳は東天狗岳から15分ほど下り、20分ほど直登になるようなコースです。
山頂はパノラマビューになっているので天気の良い日はおすすめです。
1時間ほどで東天狗岳の山頂に着きました。
左の崖のように崩れているのは硫黄岳の爆裂火口です。奥に見えるのが赤岳と阿弥陀岳です。
下山時もピストンですが、黒百合ヒュッテの前の前にでてくる天狗ノ奥庭のコースもあるのですが積雪期は迷いやすいので注意が必要です。
積雪期の上高地に行ってきました
上高地は毎年11月頃から4月頃までは上高地の玄関口である、釜トンネルが閉鎖されます。
閉鎖後も歩行者は釜トンネルを通過できるので雪が積もって静かな上高地の散策が楽しめます。
歩いた詳細なコースやコースタイムはYAMAPを御覧ください。
上高地にいくなら中の湯温泉がおすすめ
一番ネックなのが釜トンネルに行くまでの交通機関となります。
方法としては3つあります。
- 中の湯温泉に宿泊し送迎してもらう
- バスを利用する
- 沢渡からタクシーを利用する
沢渡からタクシーを利用すると4000円いかないぐらいだと思います。
バスを利用することを検討している方はこちら。中の湯で降りると釜トンネルの目の前となります。
中でもおすすめなのが中の湯温泉での宿泊してから翌日、上高地に行くプランです。
中の湯温泉は比較的お手頃なお値段で温泉、食事を楽しめるだけでなく旅館から穂高連峰が見渡せるので山好きにはたまりません。
焼岳の最寄りの旅館(日帰り温泉)でもあるのでおすすめです。
宿泊時の食事以外にレストランなどはないので最寄りの食事できるところは平湯温泉のレストランとなります。
釜トンネル
6時半旅館初の送迎に乗せていただき釜トンネルに到着しました。
この日は快晴でしたが、トンネル内は真っ暗(暗闇で視界ほぼ0)な上に風だけが通っていくので不気味な感じです。
トンネル内は勾配11%と車だとそこそこありますが、登山だと「こんなもんか」という感じで比較的楽に登っていけます。
トンネル内は非常灯以外は点いておらず真っ暗です。ヘッドライト必須ですのでお忘れなく!
一緒に到着したパーティがヘッドライト忘れ、電池切れが発生しておりました‥
月ひかりなども無いので300ルーメンはないと少し目がしんどいです。
途中で奥から「車くるぞぉぉぉぉ」という声がトンネル内で響き渡りびっくりしましたが、閉鎖中でも関係車両が通行することがあるので歩道をあるきましょう。
20分程度で釜トンネルは抜けれます。その後は一旦外に出て上高地トンネルが続いてあります。
上高地トンネルはライトがすべて点いておりヘッドライト不要の明るさです。
上高地トンネルはさらに短く10分程度で通過します。
トンネルを出ると焼岳がお出迎え
トンネルを出ると雪山らしい景色と焼岳がどーんとお出迎えしてくれます。
山頂付近から少し噴煙がでているのが見えます。
結構雪はありますが結構歩きやすいので、持っていったアイゼンなどは一度も付けませんでした。
大正池からの穂高連峰
風があったので大正池と穂高連峰のリフレクションまではいきませんでしたが素晴らしい景色でした。
これほど雪が積もった穂高連峰は始めてみました。
こちらは焼岳と枯れ木。
大正池から帝国ホテルまで伸びている遊歩道にも雪が積もっていますが歩行可能な状態でした。
上高地バスターミナル
上高地バスターミナルは一面雪でここが一番積もっており、ゲイターがないと靴に雪が入りそうでした。
見えているのは明神岳です。
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バスターミナルの水は流石にでませんでした‥
河童橋
ゴール地点の河童橋に到着しいつもは賑わってる場所がシーンとしており不思議な感じでした。
小梨平の方は5張りぐらいテントがありこの時期でもキャンプしている方が結構いました。
霞沢岳もしっかり積もっておりました。
スノーシューもおすすめ
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今回結構すれ違ったのはスノーシューのツアーでした。
上高地はほとんど平坦な道なのでスノーシューが歩きやすそうでした。
焼岳(雪山)に行ってきました
いつか焼岳いかないとなーと思い続けて2年近く経ち登る機会が訪れ行ってきました。
普段は夏山では行かない山には雪山でも登ることはないのですが事前に情報収集して行ってきました。
駐車場
焼岳には中の湯登山口と上高地から入る2つのルートがあり、積雪期は中の湯からアプローチするのが基本的なルートなります。
ただ調べても車をどこに止めるのか情報があまりなく困っていました。
結論からいうと積雪期は中の湯温泉までしか除雪されておらず、中の湯温泉に予約して駐車場を確保していただく必要があります。
予約するのは宿泊者と同じ駐車場を利用するためで、駐車場のみの利用でも駐車場の予約が必須です。
予約しておかないと安房峠のゲートで門前払いされます!!
私は事前に予約しておらず最初は宿泊者でいっぱいだったのですがなんとか空けていただき入る事ができました。
駐車料金は700円です。
スタッドレス+4WDが必要
ゲートを中の湯温泉の方に開けていただくと20分ぐらい安房峠を登っていくのですが、スタッドレス+4WDでないと登るのは厳しいです。
中の湯温泉の送迎バスも行き違うので避けるために除雪されてないところを通行するタイミングも何度かあります。
新中の湯ルート
新中の湯ルートから北峰を登山コース通り進む予定でした。
中湯温泉の横から峠道をショートカットするようにコースがあるのですがトレースが無いと見つけるのは厳しそうでした。
登山口には活火山の警告がありマツダ車の鍵が落ちておりました‥
新中の湯ルートは直登ルートなのですがそれほど急ではないのでダラダラと登り続ける感じです。
しんしんと降る雪
この日は直前まで晴れ予報だったんですが、あいにくの天気と風も結構ありあまり映える写真が撮れませんでした。
今年は八ヶ岳なども雪が少ないですが北アルプスのお膝元ぐらいまで来るとさすがに結構な積雪です。
放置されたわかん‥
モンベル ライトアルパイン スノーポン
ラッセルを想定していたのでモンベルのスノーポンを買いました。
ライトアルパイン スノーポンはグリベルなどのアイゼンを装着したまま装備できるわかんで、前方が反っているので斜面でも登りやすいという特徴があります。
使ってみた感想としてはスノーシューよりも沈みますが、ラッセルするには十分な性能とアイゼンをつけたままでも装備できる、スノーシューよりも軽くかさばらない(1kgぐらい)ので雪山には常備していると安心だと思いました。
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ルート変更
北峰の予定だったのですが、広場からのトレースが南峰に進んでおりラッセルする体力もこの時点ではなかったのでトレース通りに南峰に向かうことにしました。
広場から南峰の登りがそこそこ急なのと、森林限界に近づくので風も急に強くそしてかなり肌寒く感じました。
南峰最後の登り
広場から南峰に抜ける丘のような登りを超えると、南峰がすぐそこに見えてきます。
丘の上が非常に風と雪が強く先行していたパーティーのトレースも一瞬で消えてしまうのでなるべく慎重に進みました。
南峰最後の登りはかなり急なので前爪、ピッケルが必須となりそうでした。
南峰
寒すぎて山頂の滞在時間は1分未満でした‥
すぐに下山を開始したのですがトレースが消えており一瞬道を間違えたのでヒヤッとしました。
下山後は中の湯温泉
1時間半ほどで下山し、冷えた体を中の湯温泉で温めました。
中の湯温泉からは穂高連峰が露天風呂からも綺麗に見える場所でとてもいい場所です。
中の湯温泉に宿泊すると上高地まで送迎してくれるので、ゆっくり一泊して上高地から焼岳にアプローチするのもよいかと思います。
登り始めは西穂高岳
西穂高岳は大きく分けて3つのピークがあります。
1つ目は独標、2つ目がピラミッドピーク、最後が西穂高岳となります。
初心者の方が背伸びしていけるのが独標までだと思います。
新穂高ロープウェイで2100mまで行く
新穂高ロープウェイは西穂山荘の1時間半手前まで運んでくれます。
ここまでは登山者以外も多く、西穂高口駅の周りの雪で遊んでいる方多いです。
西穂山荘を目指す
西穂高口駅をでるとすぐに深い雪に足を取られるので、駅をでてすぐにアイゼンをつけました。
雪は深いですが急斜面は西穂山荘より上まではないので軽アイゼンでも十分だと思いました。
ロープウェイで2100mできて一気に雲を抜けたのですがさらに上に雲がありました。
帆布で作られたザック。このおじいさんすごいパワフルでした。
鞍部のような箇所があり少し下り始めると、右の方に西穂山荘が見えます。
ここから1時間ぐらいの登りが続きますが、思いの外いいペースで登っていけました。
よくよく考えると標高2100m弱なので個人的には一番活動しやすい標高ぐらいでした。
西穂山荘到着
西穂山荘に着き、先に昼ごはんを食べるか独標まで登るか悩みました。
天候がいつまでもつのかわからないのと、行動食もあったのですぐに出発する事にしました。
チェックポイントは丸山
西穂山荘から丸山までは30分程度です。
ここからは稜線で風が少しでてくるのですがこの日は殆どなく、ハードシェルを出すこともなかったです。
独標までは意外とキツイ
独標までは偽ピークを2つほど超えていきます。
斜面の角度もきつくなり、このあたりから本格的な雪山装備が必要になってきます。
独標残り10mでリタイア
独標の最後の登りはつま先のあるアイゼンとピッケルがないと登れません。
ここが一番の難所になり、岩が雪から露出してるところも多いのでつまづくことなく進む必要があります。
残り10m程度でしたがここで撤退しました。
ロープウェイの最終が16:15でこの時点で13:45でした。
西穂山荘に戻るのに1時間、昼ご飯に30分、バッファ30分で結構ギリだと判断しました。
ラーメンは食べれず
なんと西穂山荘のラーメンは14時までで食べれなかった‥この時先に昼を食べていればよかったと後悔しました。。。
登り納めは木曽駒ヶ岳
木曽駒ヶ岳ロープウェイが無期限の運休になるようです。 最新の情報はHPで確認してください。
2019年最後の登山は木曽駒ヶ岳でした。
木曽駒ヶ岳はロープウェイを使って千畳敷カールまで上がれるので2時間程度でピークに到達でき、本格的な雪山を始めるきっかけには良い山です。
注意点はロープウェイの時間がシビアなのと行きのバスが混雑する事が多く2本目とかになると30分以上ロスするため朝イチ出発をおすすめします。
雪山の木曽駒ヶ岳に必須の装備
- 耳まであるニット帽
- 頬まで隠れるネックウォーマー
- サングラス(ゴーグル)できれば両方
- ピッケル
- 12本アイゼン
- 雪山対応の手袋(テムレスは蒸れやすいのでインナー手袋があるとよいです)
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菅の台バス停からしらび平
菅の台バス停付近には駐車場がいくつもあるのでマイカーでアクセスしやすいです。1日800円なので車中泊している方も多いです。
8時に着いた時にはすでにこの混雑…始発から3本見送りました。
しらび平まで40分ぐらいで到着します。この時の気温は3℃ぐらいでした。
15分ぐらい待って臨時のロープウェイで千畳敷カールまで上がります。
木曽駒ヶ岳ブルー
晴天で風もほとんどなく素晴らしい木曽駒ヶ岳ブルーがお出迎えしてくれました。
千畳敷から乗越浄土までの斜面は人が連なって登りっているのが見えます。
後ろ側は綺麗に南アルプス、八ヶ岳が綺麗に見えます。八ヶ岳は2019年は本当によく登りました(笑)
乗越浄土までの登りは天候状態によってはかなりの角度になります。当日はまだ立てるぐらいの斜面でピッケルがよく効く雪でした。
乗越浄土からの景色
2年前は斜面がキツく2時間もかかりましたが、この日は30分程度で登りきりました。
景色がよすぎて足が全然進まない。
宝剣岳に直登しているベテラン登山者もいました。(山頂に人がいます)
エビ大量生産
宝剣山荘の屋根にできるエビ。
偽ピークの中岳
乗越浄土から見えるピークは木曽駒ヶ岳のピークではなく中岳で、中岳を登って下ってまた登れば木曽駒ヶ岳のピークです。
ここから先は斜面の傾斜も緩やかになり進みやすいのですが稜線に出たことで強風が吹くことが多いです。
中岳から望む、宝剣岳。宝剣岳直登ルートを進んでいたパーティだと思いますが宝剣岳の山頂に人が立っています。
木曽駒ヶ岳山頂に到着
2時間半ほどでピークに到着しました。最高の天気です。
山頂から宝剣岳方面の景色です。
駒ヶ岳頂上山荘はほぼ雪に埋まっています。
木曽駒ヶ岳から中岳の登り返し
雪山の登り返しは夏登山の2倍ぐらい疲れる気がします。。。
千畳敷まで下山
最初に登った斜面は上から見ると高度感があるため慣れてないと下山に時間がかかりやすいです。
日中帯の登りの登山者のおかげで足の置き場はたくさんあります。
締めはソースカツ丼
年末ということもあり殆どのお店は閉まっていて、車で10分ほどのところにあったいな垣さんでソースカツ丼をいただきました。
2019年の締め
2019年も事故なく、多くの登山者と出会うことができました。
2020年もよろしくお願いします。
雪山シーズンの硫黄岳と赤岳に行ってきました
一泊二日で硫黄岳と赤岳に行ってきました。
今年は暖冬でちゃんと雪があるか心配でしたが天気もよく楽しめました。
この時期は短時間で多くの積雪になることも多いため最大限安全に配慮した装備が必要となります。
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赤岳山荘前のアイスキャンデー
赤岳山荘まで凍結、積雪箇所もなく仲間の車で赤岳山荘まで上がっていきました。
赤岳山荘のアイスキャンデーもまだ殆どできあがってなかったです。
雪の結晶。
北沢は凍結箇所が多い
堤防広場を超えると凍結箇所が多くなります。
毎年このあたりまで雪がたっぷりあるのですが今年はまったく無かったです。
赤岳と赤岳鉱泉のアイスキャンデー
赤岳山荘から1時間半ほどで赤岳鉱泉に着きます。
テント場には全然雪がない状態でした。(2019年12月23日の夜に結構降ったみたいです。)
赤岳鉱泉に荷物をデポして硫黄岳に向かいます。
赤岳鉱泉で食べたタヒチカレー。赤岳鉱泉はカレーの種類が豊富で有名です。
硫黄岳
森林限界を超えるとかなり積雪していました。
また硫黄岳山頂付近は相変わらず非常につよい風が吹いており、数分滞在して下山しました。
赤岳(左)と阿弥陀岳(右)が澄んだ空気でダイナミックに見えます。
硫黄岳から北アルプスを見れたのは初めてです。槍ヶ岳、大キレット、白馬まで綺麗に見えます。
赤岳鉱泉の夕食はステーキ
その日の夕食はステーキでした。翌日は豚鍋だったようです。
夕食後は仲間と赤岳に行くためのコースの予習をして8時には寝ました。
赤岳に向かう
赤岳鉱泉から赤岳に行くには、行者小屋に向かう必要があります。
赤岳鉱泉から行者小屋の間にある階段にはマムートが刻印されてました。
行者小屋からは地蔵尾根と文三郎尾根の2ルートで赤岳に向かうことができます。
地蔵尾根は階段が少ないないですが階段の斜面が急です。文三郎尾根は階段は多いですが地蔵尾根と比べると緩やかですが山頂付近は岩場が連続します。
今回は文三郎尾根から上り、下山は赤岳展望荘まで降りて地蔵尾根から下山しました。
写真では伝わりにくいですが文三郎尾根もなかなかの斜面です。
赤岳西壁主稜をクライミングで登っているパーティがいました。
文三郎尾根の山頂まで続く階段です。この急な階段を登り続けます。
山頂に続く岩場は雪と岩の連続になり、高度感も増してきます。
ここまで来ると軽アイゼンでは結構厳しい状況になると思います。
赤岳山頂
赤岳鉱泉から2時間半かけてようやく山頂に到着しました。
山頂には多くの人がいて、風も強かったですが富士山が綺麗に見えました。
燕岳に行ってきました
10月3,4の三連休の間に一泊二日で燕岳に行ってきました。
連休中の中房温泉は気をつけるべし
いつもどおりマイカーで中房温泉に向かうのですが、ここの駐車場は連休があると激混みするのは有名で最悪穂高駅まで戻る覚悟が必要です。。。
朝7時で駐車場は案の定130%ぐらいの密集率で入る隙間は一切なく、満車で折り返してくる車も何台もすれ違いました。
仕方なく路肩の駐車スペースに停めましたが不安定な場所だったので怖かったです。。。
逆に9時や10時頃になると下山者が出てくるのでスペースが空き始めます。ただ行程がタイトになるので体力のあるかた限定になりそうです。
中房温泉
このあたりは混雑もなくいつもどおりの燕岳登山口でした。
まだ少し紅葉が残ってて綺麗でした。燕岳は何度も来ているのでベンチはスルーしてどんどん登っていきます。
富士見ベンチ
何度も来ていますが富士見ベンチから富士山を見たのはこれが初めて。
富士見ベンチまで来たら合戦小屋まで30分程度です。
大天井岳の方はだいぶ雪が積もっていました。
積雪は30cm〜60cmでアイゼン、ピッケル必須なようです。
今の時期は小屋も閉まっているので行程、装備ともに慎重に行う必要がありそうです。
合戦尾根
合戦小屋はテント場争奪戦に負けないため、カレーうどんだけサッと食べて出発しました。
合戦尾根からの青白く光る槍ヶ岳。
よく言われると合戦尾根の急登はサクサク登れてしまいます。
トラバース部分は雪が積もるとやや恐怖心を煽られるので軽アイゼン、チェーンスパイク持っていくと安心です。
合戦尾根を登ると燕岳のテント場に付き、疲れた顔を目の前に向けると槍ヶ岳が出迎えてくれます。ここの景色が本当にすきです。
テント場
テント場は前日の土曜日は満員御礼だったようですが、日曜日は着いた時点では4張りしかなく余裕でした。
この日は結局10張りもなく、小屋も空いてるようでした。三連休いくなら中日というのを学んだ。
翌日のテントの状況。霜が降りて、湿ってた土のところはガチガチに凍っていました。
氷点下5℃ぐらいだったようです。
霜や結露が凍っているので、素手で触ると肌がやられたり、防水の手袋でないと後の行動に影響がでるのでテムレスを持っていきました。
今回始めてテムレスを利用しましたが指先が動かしやすく悪くなさそうです。また雪山でレビューしたいと思います。
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燕岳
燕山荘からの燕岳が塗り絵のようなコントラストで一番綺麗に見える場所だと思います。
表銀座への夢のルートはこちら。
最高の360度パノラマビュー。
朝焼け
朝焼けはガスが漂っていたのですが、諦めた頃にガスがはれた。みなさんが一斉にシャッターを切るところ。
陽があがる頃には雲海が敷き詰められ富士山が見えるほどに回復していきました。
赤岳に行ってきました Day 2
朝は残念ながらスッキリした朝焼けは見られませんでしたが、雨模様から晴れに好転する予定でした。
2日目のコースは赤岳頂上から硫黄岳まで縦走し赤岳鉱泉を経て美濃戸口まで下山する予定です。
雲が幻想的な朝でした。
紅葉も始まっていました。
赤岳展望荘まで下る
山頂から結構急な岩場とザレ場を下っていきます。
急斜面ですれ違いが困難な場所も多くかなり気を使う場所でした。
遠くに行者小屋が見えます。これを見ると結構登ってきたなーっと実感します。
赤岳展望荘までは15分ほどですが、ここまでくれば足場が安定した鎖場やハシゴが続きます。
横岳をめざす
次のチェックポイントは横岳で、行き先は雲の先になります。
ここから鎖場、ハシゴの連続なので素手だとサビが手にこびり付いたり、怪我する可能性があるので手袋推奨です。できればヘルメットも。
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このあたりから天気がよくなってきて富士山、谷川岳などが見え始めました。
三叉峰の分岐点でここから下山もできるようです。この地点にはピークの道標はありませんでした。
硫黄岳山荘はキャッシュレス対応!
硫黄岳山荘はなんとSUICA、iDなどキャッシュレス対応でした。
そしてお風呂もあり、トイレもホテル並みに綺麗でした。
硫黄岳に登る
硫黄岳山荘から硫黄岳はゆるい斜面を30分ほどかけて登ります。
越えてきた稜線が綺麗に見えます。赤岳はずっと雲がかかってました。
はじめてみた爆裂火口。
硫黄岳から1時間ほど下り続けると目の前に赤岳鉱泉がでてきます。
ここまでくれば後は後はゆるやかな下りをのんびり下るだけとなります。
冬の時期はここにアイスキャンディーと呼ばれるアイスクライミング場ができます。
赤岳に行ってきました Day 1
一泊二日で赤岳に行ってきました。
茅野から美濃戸口の移動
今回は電車、バスで行きました。
電車は特急かいじで茅野駅まで行き、茅野駅に美濃戸口行きのバスがあります。
シーズンによりますが10月は10時25分が始発で次は13時45分となり始発に乗らないと当日登頂は厳しい時間となります。
コース
美濃戸口から行者小屋経由で赤岳山頂を目指し赤岳頂上山荘で一泊する計画です。
(出典:ヤマプラ)
美濃戸口から赤岳山荘へ
茅野駅から30分ほどバスに揺られると美濃戸口に着き、ここには食事、自販機、お風呂、トイレ、カフェなど色々そろってます。(写真撮り忘れた)
美濃戸口から赤岳山荘までは砂利道でここまで一応車が通れ、駐車場もあるので車で来ることができます。
SUVぐらいの車高がないと余裕でお腹擦るのでご注意ください。
赤岳山荘
1時間ほどで赤岳山荘に着きます。
ここから赤岳鉱泉と行者小屋へ分岐します。
赤岳鉱泉へのルートは北沢、行者小屋は南沢です。
赤岳山荘で水のトイレ、水の補給ができます。
丁寧な接客で、食事も美味しかったです。
赤岳山荘駐車場
自家用車はここまでです。
冬場も車で来れますがつるつるに凍っているので4WDに限られると思います。
後、アイスキャンディーというアイスクライミングできるタワーもこのあたりに出現します。
だいぶ遅出でしたが駐車場はまだ少し空きがありました。
行者小屋へ
南沢は北沢と違い、八ヶ岳らしい原生林と苔が生い茂った登山道が見えてきます。
しばらく階段などを登り続け、橋がかかった沢を何度か越えますが基本樹林帯です。
沢が枯れたような道にでてくると行者小屋はもうすぐです。
八ヶ岳ももう紅葉が始まってます。
赤岳山荘から行者小屋まで45分で到着し、少し余裕があったのでドリンクを買っていたのですが小屋からラー油のいい匂いが…
ラー油を使ったメニューがあるのですかね??
テント場は大混雑で、こんなところにテント張るの!?って思う茂みの中にもいました。
赤岳山頂を目指す
行者小屋から山頂まで400mほど一気に標高をあげます。
有名なマムート階段が続くのですが結構不安定なところがあるので下山で使う時は注意したほうがよさそうだと思いました。
この階段が急なのでつまづくとやばそうです…すれ違いもギリギリです。
阿弥陀岳との分岐点はガスで包まれています。
このあたりで若干頭が痛くなり、早めに鎮痛剤を飲みました。
稜線上なので風が強くガスの湿気で体も少しづつ濡れてくるのが不快でした。低体温症になるとまずいので雨具を着ました。
山頂まで往復で1時間はかかると思うので、このあたりで体力的に厳しそうであれば行者小屋まで引き返したほうがいいと思います。
阿弥陀岳に登った仲間を待っている方がいましたが、低体温症にならないか心配でした…。
分岐点を超えると岩場が始まります。脆い岩で踏み場も狭いのでだいたい鎖が設置されていますが、鎖に頼りすぎないように登りましょう。
赤岳山頂です。絶景みたかった…!!
赤岳頂上山荘
赤岳頂上山荘は山頂から徒歩3分。この岩場に小屋を建てたのがすごい。
頂上山荘はなんといっても食堂からの見晴らしが最高なのですがこの日は残念ながらガスで殆ど見えませんでした。
小屋の寝所は上下2段になっており、スペースに余裕があって寝やすい小屋でした。
頂上山荘には水場がないので行者小屋から1リットル汲んできました。
Platypus(プラティパス) アウトドア 給水用 ボトル プラティ 容量2L 25601 【日本正規品】
- 出版社/メーカー: Platypus(プラティパス)
- 発売日: 2011/03/08
- メディア: スポーツ用品
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一瞬の晴れ間に山頂を撮影。
日本最後の秘境 雲ノ平を目指した装備紹介
「日本最後の秘境 雲ノ平を目指した装備」を紹介したいと思います!
総重量9キロの装備となりました。
[ザック]ハイパーライト マウンテンギア 2400 WINDRIDER
ザックはHMG 2400 WINDRIDERを利用しました。
室堂でアウターを追加購入した事も含めて全体の2/3ぐらいの容量を使っていたと思います。
完全防水かつこの軽さで生地も丈夫なので、岩場の山行でも安心して使えました。
外にメッシュの物入れが付いているザックは縦走時に便利な事が多いです。
特にテント泊だと結露は回避できないので、結露して濡れたものをメッシュに入れておくと行動中に乾かす事もできます。
伸縮性があるメッシュだと拡張性も高いのでメッシュが付いているザックを愛用しています。
[テント]ローカスギア Khufu HB
今回もクフを利用しました。平日ということもありローカスギアなユーザはほとんどいませんでした。
五色ヶ原、薬師沢、雲ノ平のどのテント場も設営しやすい地面なので非自立式でも十分そうな環境でした。
その中にテント入ってるの!?と驚かれるぐらいコンパクトになるので手放せません。
AポールにするためのDPTEも購入したので、センターポールを気にすることなく広々と使えました。
DPTEつかうとセンターポールは使えないですね。。。
[シュラフ] Cumulus X-LITE 200
性能上は快適使用温度4℃なのですが、シュラフカバーをかけてもギリギリ寒かったです。
とはいえ肌触り、軽さが最高なのでダウンのウェアを利用すれば十分対応できそうでした。
[ウェア]ノースフェイス マウンテンバーサマイクロジャケット
寒くて、室堂で追加購入したフリース。
これがないと夜は殆ど寝れなかったと思います。小屋も寒かったのでちょうどよかったです。
静電気を抑制する生地のようで半袖で着ててもチクチクしない素材でした。
畳んでもコンパクトにはなりにくいのですがザックに十分な容量があって入りました。
[ウェア]ロングパンツ フレキシブルアンクルパンツ
伸縮性が高い、突っ張らない、蒸れない、撥水に惹かれて直前にこのパンツを購入しました。
9分丈ぐらいになっており、ソックスインで使いましたがこれが案外しっくりきて4日間履き続けてました。
撥水なので強い雨じゃないかぎりウェアを履く必要もなく、風通しもよいので大満足な商品でした。
[ザ・ノース・フェイス] ロングパンツ フレキシブルアンクルパンツ メンズ ミックスチャコール2 日本 L (日本サイズL相当)
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[トレポ] Black Diamond(ブラックダイヤモンド) トレイル
Black Diamondのトレポは若干重たいのですが、槍ヶ岳、大キレット、北岳、八ヶ岳などきつい岩場が連続する環境でも壊れる事なく、スリップした時にはかなり湾曲する事もありましたがそれでも折れずに元の形状を維持しているので個人的には信頼している製品です。
グリップ部分は手の形にフィットするように絞り込まれており握りやすい、ストラップも分厚いため長距離の縦走でも手が痛くなることはなかったです。
今回の縦走ではキツイ登りが多かったため、トレポを多様しましたがトレポがないと超えられない局面もあったなーと思うぐらい活躍しました。
縦走時は長距離移動が多いので、最初から使い足の負担をなるべく減らす事が大事だと痛感しました。
Black Diamond(ブラックダイヤモンド) トレイル BD82328
- 出版社/メーカー: BlackDiamond(ブラックダイヤモンド)
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[浄水器] ソーヤーミニ浄水器
飲料に適した水が室堂でしか調達できる予定がなかったので急遽購入したソーヤーミニ。
安くはないのですが、コーラも水になる(若干甘いらしいが)、泥水でも飲める(本当らしい)く安心感が格段に増すので購入しました。
ペットボトルやプラティパスの口にフィットするのですが、ある程度圧力をかけないとでてこないのでプラティパスがあったほうが使いやすいです。
ペットボトルにつけて直接吸う場合は圧力をかける必要はないのでそのまま吸えば出てきます。
五色ヶ原の沢の水と、薬師沢の沢の水、薬師岳山荘の雨水をソーヤーで濾過して使いました。
北アルプスの沢の水が綺麗すぎるのか正直味の違いはわかりませんでしたが、薬師岳山荘で雨水を濾過した時はかなり味の違いを感じました。
SAWYER PRODUCTS(ソーヤー プロダクト) ミニ 浄水器 SP107 カモ [並行輸入品]
- 出版社/メーカー: SAWYER PRODUCTS(ソーヤー プロダクト)
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SAWYER ソーヤー マイクロスクィーズフィルター SP2129 【日本正規品】
- 出版社/メーカー: Sawyer Products,Inc.
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Platypus(プラティパス) アウトドア 給水用 ソフトボトル 容量1.0L マウンテン 25872 【日本正規品】
- 出版社/メーカー: Platypus(プラティパス)
- 発売日: 2013/03/12
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[調理器具] Esbit ポケットストーブミリタリー
今回は軽量化+ザックのスペース確保のために固形燃料にしました。
固形燃料でも十分湯沸かし程度はできるのですが、燃え尽きるまで使い続けないといけない、テント内(前室)で使うには最初は火力が強すぎる、室内で使うとゴトクの熱でテントが溶ける(台やテーブルに乗せて使うとOK)、という事があり天候不順が続くとどうしてもテント内で調理せざるえないのでこのあたりが不便だなと思いました。
その反面、軽量化、スペース確保には大きく貢献したので縦走時はまた使おうと思います。
Esbit(エスビット) ポケットストーブミリタリー(固形燃料14g×6個付) ES21920000
- 出版社/メーカー: エスビット(Esbit)
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[行動食] チンパンジー ナチュラルエナジーバー
エナジバーを日数分持っていきました。普段エナジバーは食べないのですが、さすがにこの距離になると不安になったので投入してみました。
結論からいうと本当にあってよかったです。今回不運にも山小屋で高カロリーな食事も摂取できなかったので、いつも持っていく柿ピーやラムネはその日消費できる分はすぐに食べてしまい、明らかにカロリー不足になっていました。
このエナジバーはフルグラがメインになっており腹持ちもよく、パサパサしていないのでお菓子よりも食べやすかったです。
絶対次も持っていくと思います。
[シュラフカバー] SOL エスケープヴィヴィ
下限温度10℃ぐらいのシュラフだったのですが寒かったのでヴィヴィがないと正直耐えられませんでした。
ヴィヴィは広げると丸めるのが難しいというのがあるのですが、丸めずに畳んでザックの背中部分に入れておくのが一番いいと思います。
丸めのは家で…
SOL(ソル) エスケープウ゛ィウ゛ィ O.Dグリーン 12516
- 出版社/メーカー: SOL(ソル)
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[ランタン] ソーラーパフ
多くの登山者がぶら下げているソーラパフです。
今までバッテリー式のものを使っていましたが、軽さ、明るさ、手軽さともにソーラパフが勝るのでこれからはソーラパフです。
solar puff(ソーラーパフ) ソーラー式エコライト solar puff ソーラーパフ ウォームライト PUFF-15WL
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エネルギー補給
縦走時はmont-bellのペプチエイドを人数分 * 2個もっていき現地で作って飲んでます。
酸味があって飲みやすく、水にも溶けやすいので愛用しています。
今回は行動が長すぎて効き目という観点ではわからないのですが、どうしても疲労感は多少あったものの筋肉痛にはならずに行動できました。
モンベル(mont-bell) ボトル プルトップアクティブボトル0.7L ブルー BL 1124564
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食事
レビューとは少し違いますが、今回4日分のドライフードを持っていってました。
ただ基本、昼は山小屋な予定だったのですが平日なこともあり山小屋で高カロリーな食事ができず積極的にドライフードを消費していたのですが
毎食ドライフードを食べ続けるのは精神的に辛い…口に入らないどころか作る気にもならないというのが今回の山行でした。
パクパク食べれたのが、ラーメンとカレーだったので次からはカレー系とラーメンに切り替えようと思っています。
【日本最後の秘境 雲ノ平を目指す #04】雲ノ平から折立に下山
最終日も晴れでしたが、前線が近づいており夕方頃から天気が大幅に崩れ薬師沢の通過も困難になることが予想され多くの登山者が予定を変更して下山に向かいました。
薬師沢へ下山
薬師沢からの登りよりも、下りに注意する必要があります。
大股で超えるような大きな岩が湿っており、滑りやすくなっています。傾斜もきつく、時間も長いので集中力が切らせません。
前日、下山者とすれ違ったとときに数名の方がおそらくコケたんだろうなと思う怪我や傷を負っておりました。
薬師沢
ここは薬師沢と黒部川が合流しており少しの雨でも通過困難になります。
また足を滑らせて沢に落ちるとゾッとします。
薬師沢を登る
雲ノ平に向かうときは下り長いなーって思っていたので、長い登り返しがここから始まります。
折立を含めると、登りらしい登りはここれで最後となります。殆ど木道が整備されているので思った以上に楽でした。
太郎平
「太郎系ラーメンを食べるぞ!」って思いながら、太郎平を目指していたものの…
どうみても全従業員がヘリの運搬しておりました…この日は食堂やってなかった…
折立
折立の下山は有峰ダム、劔、立山連峰を見ながら下山でき本当に良いコースだと思います。
道は結構ガレでおり下りでもスピードは上げにくい道でした。
2/3ぐらいの工程を通過したところで小雨が降ってきました。
SPECIAL THANKS
数日山に入ると不思議な出会いがある。
今回は雲ノ平に向かう時に、一人の男性と話す機会があり雲ノ平で再開した。
登山の価値観は人それぞれあるが、夜中まで飲み交わしこれほど気の合う仲はなかなかいないと感じた。
前線が迫っていることもあり、翌日一緒に下山する事になり私はバスの予定だったのだが富山駅まで来るまで送っていただいた。
この山行では殆どソロでの活動だったので、いい人と巡り合え思い出に残るものとなった。